岡山県を代表する黒毛和牛のルーツとして知られるブランド牛「千屋牛」は、出荷頭数が少ないこともあり、また県内で多く消費されてしまうことから、なかなかお目にかかることがない貴重な牛であると言われています。
ここでは千屋牛の魅力とおすすめの千屋牛通販ショップをご紹介します。
千屋牛はどんな牛?
千屋牛は、日本最古の系統牛「竹の谷蔓(たにづる)」の血統を受け継ぐ、黒毛和種の祖。岡山県新見市で子牛から地域一貫肥育まで品質を重要視する岡山県産のブランド牛です。
肥育頭数が少なく、あまり市場に出回らない稀少なブランド和牛と言えます。歴史ある新見市千屋の和牛は岡山の高梁川の源流、 緑豊かな標高500mの山間の清らかで豊かな風土で育てられています。
千屋牛の定義は:
- 千屋牛の血統を受け継いだ黒毛和種
- 新見市内で繁殖・肥育一貫生産されたもの、又は岡山県下で生産された生後約8〜9ヶ月令の子牛を導入し約18ヶ月間以上肥育されたもの
- (社)日本食肉格付協会の格付された肉質等級3規格以上のものとする
と、なっています。
また、肉質等級が4規格以上のものを「特選千屋牛」と呼ばれています。
千屋牛の特徴
ほどよい霜降りと赤肉が特徴的な美味しさと柔らかさを誇るこだわりの牛肉です。
千屋牛の肉に含まれる脂肪は、オリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸(不飽和脂肪酸)含有率が非常に高く、口どけがよく香りが立ち、食べ過ぎても胸焼けしづらいのも特徴です。
千屋牛が購入できるおすすめ通販
千屋牛の種類は全部で12種類。ロースステーキ4枚入りをはじめ、2枚入り、ロース薄切り800gと400g、ロース・モモ・カタ等の焼肉盛り、モモカタバラ切り落としなど。
また、お中元用の商品も揃っていますので、稀少なお肉は贈り先様にも喜ばれると思います。
千屋牛 ロースステーキ
脈々と受け継がれた和牛づくりの伝統の技を霜降りサーロインステーキにしてお届け。
商品内容 | サーロイン200g×2枚 |
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産地 | 岡山県 |
消費期限 | 加工日を含め4日 |
保存方法 | 要冷蔵(5℃以下) |
お値段 | 10,000円(税込) |
千屋牛 ロースうす切り
ふんだんに霜の降ったロースの薄切り!やわらかくかくしなやかな和牛の味をお届け。
商品内容 | 肩ロースorリブロース400g |
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産地 | 岡山県 |
消費期限 | 加工日を含め4日 |
保存方法 | 要冷蔵(5℃以下) |
お値段 | 8,000円(税込) |
千屋牛 焼肉盛り
長い歴史と豊かな自然に育まれた千屋の和牛ならではの豊潤な風味を「焼肉盛り」に!
商品内容 | ロース・モモ・カタ等800g |
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産地 | 岡山県 |
消費期限 | 加工日を含め4日 |
保存方法 | 要冷蔵(5℃以下) |
お値段 | 12,300円(税込) |
上記以外の商品をお求めの方は下記のバナーをクリックして千屋牛の全商品を見てみてください。
千屋牛の歴史
和牛登録協会創設者 羽部義孝氏の調査によると、その歴史は1830年頃、難波千代平によって新見の竹の谷集落(現在の新見市神郷地区)で体格が大きくて、長命・連産の特徴を持った良い牛『竹の谷蔓牛』が造成されました。
その後1850年頃、製鉄で大金持ちになった太田辰五郎が新見市千屋に和牛のセリ市場を創設し、竹の谷蔓牛を千屋(地名)に連れて帰り、その牛の子を農家に預けて増やしたそうです。
以来、飼育と普及に努め、体形・肉質ともに優秀な『千屋牛』の基礎を築きあげました。その後、何度も品種改良がなされ、今日の岡山県種雄牛系統の基盤となり、『千屋牛』は岡山県を代表する優良肉質和牛銘柄として広く知られるようになりました。
現在では、『竹の谷蔓牛』は日本最古の蔓牛(系統牛)として黒毛和種のルーツであるとされており、『千屋牛 = 和牛の中の和牛』と言われています。
(出所:哲多和牛牧場HP)
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